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トロイアの女たち



サルトルの「トロイアの女たち」、芥川比呂志訳、人文書院、「サルトル全集33」、1961
 以下、本文より抜粋。


e0295821_17411539.jpg








82-83p
「アンドロマケ
『ヨーロッパ人、
あなたがたはアフリカやアジアをばかにして、
私たちを野蛮人よばわりしています。
それなのに自惚れて、がつがつして
私たちの土地へ来たかとおもうと、
略奪し、拷問し、虐殺する。
どちらが野蛮人です?』」

「ギリシアを『ヨーロッパ』、トロイアを『アジア』と書き換えている。」のだそうです。
なるほどね。

 虫明亜呂無氏が映画版のことを書いておられて、それで興味を持った次第。

キャサリン・ヘップバーン、ヴァネッサ・レッドグレープジュヌビエーヴ・ビジョルドといった面々を向こうに廻し、
トロイアのヘレンを演じたのはイレーネ・パパス。

パリスに誘拐されたヘレンを取り返そうとしてトロイア戦争が起こった、という定説だけれども、

女たちは勝利者に捧げられるか、奴隷にされる。
飢えて、渇えた女たちの前で惜しげもなく岩場で水浴びをする。
囚われの身であっても、もう若くはない姿ではあっても、女たちは憎しみと同時に羨望を感じる。

女たちは愛する男や、子供たちや、財産や、土地や、地位を奪われ、正気を失った者もいる。
でもヘレンは、愛されたがゆえに男たちを狂わせ、争わせた。
白人の大女優達の前で、あのイレーネ・パパスが! 痛快だね。
いいね、女アンソニー・クイン! 
何だか無国籍で無頼なかんじが似ている気が。

ヘミングウエィ原作の「誰がために鐘は鳴る」の映画版は主演の二人が美男美女すぎて嘘臭いなーって思うけど、
そこは女テロリスト役のイレーネ・パパスが生身の人間だね。

 ところで、久しぶりに渡辺淳一の「女優」を読んでみました。
松井須磨子のことを書いたお話ですが、子役時代の水谷八重子がちらっと登場する。

抱月の死よりも、彼女の台頭に怯えた須磨子が、という最後を予想したけれどもそうではなかったわー。
いろいろあった抱月と須磨子ですが、今舞台で活躍する日本の女優たちにとっては、須磨子さんの存在なくしては、影も形もなかったわけですね。

 抱月はトルストイの「復活」を、ロシアの政治や宗教といった難解な部分を取り去って?分かり易く脚色、演出したら大当たりだった、ということらしいが。こういう傾向はその後の日本の演劇、映画、TVのドラマに大きく影響している気が。

 サルトル作品から大きく話がズレたけど。
あ、サルトル原作を更に脚色した映画版もそうなのね。

サルトルがそもそも、ギリシア悲劇?を脚色しているようだから。
三人の女神のうち、誰が一番の美女か、パリスに審判させろ、ってそれも神話なのよね?
私(その女神はそもそも、美人で知られる方ではなかったの?)を選んだら、トロイアのヘレンをくれてやるからって。

すみません、
そこら辺私も分からないので、ご存知の方、ご教示を。


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サルトル (Century Books―人と思想)

村上 嘉隆/清水書院

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by stefanlily | 2019-07-01 17:56 | 文学、books(海外) | Comments(0)