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彼女のひたむきな12カ月
彼女のひたむきな12カ月
アンヌ・ヴィアゼムスキー、
原正人訳、DU BOOKS
以下、本文より抜粋。
1p
「一九六六年六月のある日、私は、(略)『カイユ・デュ・シネマ』編集部気付で、ジャン=リュック・ゴダール宛に短い手紙を送った。」
8p
「『ジャン=リュック・ゴダールだって』(略)
電話口から聞こえてきたのは彼の声のようだったが、(略)
私の手紙はちゃんと『カイユ・デュ・シネマ』編集部に到着していて、
返事が遅れたのは日本にいたせいだった。」
92―93p
「(略)フランソワ・トリュフォーに会うことになって、私はすっかり縮み上がってしまった。(略)
彼もジャン=リュックと同じようにロベール・ブレッソンを尊敬していた。」
「(略)ジャン=リュックは少し心配そうに私に尋ねた。
『まさかトリュフォーのことを好きになったりしないだろうね?』」
236p
「 主役のジャンヌ・モローとジャン=クロード・ブリアリは、(略)
リハーサルをしていた。」
「 だが、それからというもの、ラウル・クタールがどういうわけか、
私につらく当たり、この初日の撮影は耐えがたいものとなった。」
279-281p
「(略)ジャンヌ・モローは私たちを優雅かつシンプルにもてなしてくれた。(略)
私はこれほど洗練された邸宅を見たことがなかった。」
「 『でも、お客様には最上級のワインをご用意しているわ。(略)』(略)
私はこの透明で官能的な声が、
『ベッド』や『浴室』、『セーター』といったありふれた言葉をひとつひとつ発音するのを聞いた。(略)
ジャンヌ・モローの口からこぼれ落ちるのは真珠や宝石だった。」
ジャンヌ・モローが別荘に新婚のゴダール夫妻を招待するのだけど、その描写が圧巻。
しかし、その彼女がブニュエル映画「昼顔」のあの館の女主人であったとしても少しも不思議ではない。
勿論、私の妄想だけれども、それだけ女優としての幅があるのですね。
アンヌもそんなジャンヌ・モローに惹かれ、尊敬の念を更に強くし、ゴダールがそれをみて嫉妬?するという。
モーリス・ベジャールも登場するのだけど、バレエ界の大御所もゴダールの前ではただのみーちゃんはーちゃん(この表現、三島作品にありました)なファンなのねー。
モーリヤックを読んで、彼女の作品にも興味を持ったのだけど、映画史的にも大変な内容である。
英訳は出ているのかな。
読んでみたいです。
この作品に書かれた人物、事象その他全て分かるアメリカ人は、ウッディ・アレンを置いて他にいないね。
http://satotarokarinona.blog110.fc2.com/blog-entry-911.html
https://www.amazon.co.jp/dp/4907583656?_encoding=UTF8&isInIframe=0&n=465392&ref_=dp_proddesc_0&s=books&showDetailProductDesc=1#product-description_feature_div
by stefanlily
| 2019-05-17 17:16
| 映画、movie
|
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