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北方謙三「十字路が見える」


 「週間新潮」連載の北方謙三「十字路が見える」、
第201回、2018年2月15日掲載分より、抜粋。


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「(略)
 国外で、同業者にばったり出会ったことも、四度ある。(略)
 あの不思議な人と、私は友だちになったのだろうか。
場所はスペインのグラナダであった。
(略)流暢なスペイン語を喋っているので、その点でも便利だと思った。(略)
セビリアに住んでいるのだ、と言った。大学でなにかを教えている、とも言った。(略)
 ただ、私は言葉遣は改めていた。
年長者というだけでなく、相当のインテリらしいとわかってきたからだ。
ラテン文学について、かなり深い話をしたし、日本文学についても同じだった。(略)
圧倒されたのは、英米文学について話した時だ。(略)
先生は、ナガカワさんという名ですか。
そうだよ。(略)
本業は、英文学の飜訳だよ。(略)
それから、彼が飜訳した作家名を聞き、うそでしょう、と思わず言った。
エミリー・ブロンテとか、グレアム・グリーンとか、アラン・シリトーなどの名が出てきたのだ。
アラン・シリトーの『土曜の夜と日曜の朝』は、翻訳者が永川玲二という人だった。
永川玲二先生ではありませんよね。いや永川玲二だよ。(略)
御本人であった。
(略)非礼を詫びたが、あなたは充分に礼儀正しかったよ、と返された。(略)
帰国してから、アラン・シリトーの『土曜の夜と日曜の朝』を再読した。
翻訳者は違うが、『長距離走者の孤独』は、私のひそかな愛読書だったのである。
英米文学の専門家と飲んでいて、永川玲二氏の話になった。
あの人は、陸軍幼年学校というところを脱走し、そこを脱走したら死刑だから、野山に潜伏しながら逃げまくり、捕えられることなく終戦を迎えたのだ、と教えてくれた。(略)
丸谷才一の『笹まくら』のモデルらしいんだな。(略)
訃報が流れたのは、十五、六年前だったか、(略)日本で病没されたと書かれていた。」


 五木寛之氏と北方氏の週刊新潮の連載を楽しみにしている。なんと、前後のページに掲載されている。
永川訳の「土曜の夜と日曜の朝」は私も大好きで、以前サリンジャー好きの知人に「多分、シリトーも好きだと思うよ」と薦めたら気にいった、と言われた。
そういう私も、当時東京在住の一歳下の女性(音楽、映画、文学の趣向について彼女には多大な影響を受けた)と文通していて、彼女に薦められたのであった。
「脱走したら死刑」だったとは、飜訳したのは別の人だが、むしろ「長距離走者の孤独」を地でいったのだったのね、永川氏は。
(少年感下院が舞台になった話だが、さすがに死刑囚ではない)
捕まっていたら、「土曜の夜と日曜の朝」を日本に紹介されないままだったのかもしれない。
また、北方氏がスペインで邂逅したという話も大変面白い。




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アリダ・ヴァリ,バート・ランカスター,ヘルムート・バーガー,ファーリー・グレインジャー,マッシモ・ジロッティ/紀伊國屋書店

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ドアの鍵 上 (集英社文庫)

アラン・シリトー/集英社

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by stefanlily | 2018-06-18 18:09 | 文学、books | Comments(0)