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存在の耐えられない軽さ 

 

「存在の耐えられない軽さ」を借りました。ミラン・クンデラ、千野栄一訳 集英社

以下、英訳より引用。 スパークスノート
http://www.sparknotes.com/lit/unbearablelightness/quotes/
http://1000ya.isis.ne.jp/0360.html
http://dain.cocolog-nifty.com/myblog/2008/03/post_88b1.html
http://www7b.biglobe.ne.jp/~shiokawa/books/kundela.htm















「"From tender youth we are told by father and teacher that betrayal is the most heinous offence imaginable. But what is betrayal?…
Betrayal means breaking ranks and breaking off into the unknown.
Sabina knew of nothing more magnificent than going off into the unknown."」

「"'You mean you don't want to fight the occupation of your country?' She would have liked to tell them that behind Communism, Fascism, behind all occupations and invasions lurks a more basic, pervasive evil and that the image of evil was a parade of people marching by with raised fists ad shouting identical syllables in unison."」

和訳より抜粋。
86ページ

「『僕に何をして欲しいんだい?』
『あなたにもっと年をとってもらいたいの。今より十年。今より二十年も』」
24pより、抜粋。
「それはたとえば彼女の顔に飛びかかってきて、肌に爪を立てる猫の夢だった。(略)チェコ語では猫はきれいな娘を意味する俗語の表現だったからだ。(略)あらゆる女性たちがトマーシュの潜在的な愛人だったから、彼女はあらゆる女性たちを怖がっているのである。」
126-127p
「彼女たちは退屈しきった雄猫のような様子をしている。(略)
 サビナのほうは、共産党のクーデターのあと、ボヘミアの城がすべて国有化され、職業研究所、(略)はては家畜小屋に変えられてしまったのを思い出している。」
218-219p
「 彼は書かれていることを読んで、ショックを受けた。それは二年まえに元の部長から求められたのよりずっと悪いものなのだ。(略)
 役所の男はトマーシュの目に激しい恐怖を見てとった。(略)
トマーシュは頑として、おれは絶対になにも書きも、署名もしないぞと言いたかった。」

 
映画晩は大好きなのだけど原作は未読でした。
ダニエル・デイ・ルイス, ジュリエット・ビノシュ, レナ・オリンが良かった。

アンナ・カレーニナを読んでいたら思い出して。 犬にカレニンと名づけていたっけ。
なんか強引に あなた、その本読んでるの、私も好きよ!ってナンパする場面。
そんでプラハの春、の時代にチェコがソ連に侵攻されて。
でも、大文豪の文学に罪はないから、読むぶんには尊重するのね、って今更気がついた。

たぶん、私の大好きな最後のトマシュの台詞も原作には無い気がする。
まだ途中しか読めていませんが。
フランスの大竹しのぶことジュリエット・ビノシュはうっとうしいが、トマーシュ、って呼ぶ声は可愛い。
レナ・オリンは飛び切りいい女。さすがベルイマンの秘蔵っ子。

ミラン・クンデラは映画の出来に大層不満で、今後自作の映画化を許可しないことに決めたそうである。
監督、脚本、演出、俳優等々、いずれにお怒りだったのだろうか。
チェコ語で書かれた自作テキストには、完全なフランス語訳を望んでいるそうだから。
身、仏語で書くこともあるという。
 このところ、ロシア文学を読むことが多かったので、いずれの作品にも作家にも、自国、他国への後輩作家たちへの強い影響を感じる。
しかし、こうしてロシアというか旧ソ連に政治介入された東欧の国の小説を読んでみると、ロシア文学に書かれた世界にも違う視点が必要だ、と思う。
 原作を読んでいると、映画の断片を少しずつ思い出す。
私も池澤夏樹氏のいうように、渡米したサビナに物足りなさを映像で感じた。
チェックのシャツを着て、老夫婦の前に立ち、アトリエで描いている姿。ごく平凡な、ヨーロッパからの移民女性の姿であった。あんなにカッコ良かったのに…。
 トマーシュの元に訪れる役人。出番は少ないが、欧州で有名な名優だったように思う。

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存在の耐えられない軽さ

ミラン クンデラ/集英社













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by stefanlily | 2018-03-04 17:17 | 文学、books(海外) | Comments(0)