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映画ひと言コメント・な行
私の好きな な行の洋画。
―― 眺めのいい部屋 嘆きのテレーズ 夏の嵐
何がジェーンに起ったか? 苦い米
肉体の悪魔 肉体の冠
ノスフェラトゥ
英国の映画は、貴族階級が力を失って労働者階級が台頭してくる時期を描かせたら一番巧い。
「眺めのいい部屋」もその一つ。
以下、金井美恵子 金井久美子 オブジェ「楽しみと日々」より、引用。
「『歴史』と戦争映画」の項。
「イタリアのコスチューム・プレイといえば、(略)オーソドックスには、ヴィスコンティの『山猫』が名作中の名作として思い出されるところだろう。
私としては『山猫』より『夏の嵐』の残酷なドラマ性や、館の長い長い廊下を走り抜けるアリダ・ヴァリのコスチュームの衣ずれの音を好むのだが、それで思い出されるのが、館を出て年下の不実な恋人のもとに走る蒸し暑い馬車の中で、緊張にひきつる顔の汗をレースのハンカチで拭うアリダ・ヴァリのクローズ・アップを、三島由紀夫が、映画の中で女優にあってならぬ醜悪さ、と不快がって批評していたことである。
確かに、ヴィスコンティは女優の顔を美しくは撮らないのだ。」
アリダ・ヴァリ関連で引用、淀川長治・池波正太郎「映画行脚」より、
「戦後洋画ベスト85」の項。
「池波 『それは[第三の男]は初めの部分はいいんですけどね、女が描けてないんですよ。
あのね、デヴィッド・リーンとキャロル・リードの違いは、女が描けるか描けないかの違いなんですよ。』
淀川 『そう、それもある。
女が描けないとこもあるけどね、あんまり教科書のように気取られてんのよ、[ザ・サード・マン]は。
つまりチターの音でね、もう場面場面が気取りに気取ってんのね。
ちょっと鼻につくね。』」
アリダ・ヴァリは「夏の嵐」と「かくも長き不在」で取り返してますから、そこはお二方もご承知でしたろう。
以下、浅井愼平「ニギャアコメ」
(文藝春秋臨時増刊「女優」)より、引用。
「Sが突然、唄いはじめた。
イタリア映画、シルバーナ・マンガーノ主演の『にがい米』の主題歌だった。(略)『知っとるだろう?
S盤アワーでもやっとるがや、(略)』『そんなこというけど、おみゃあ、ニギャアコメ観たか』(略)
『そうだろ、なにしろ、ええんだわ、シルバーナ・マンガーノがよう、グラマーだし』」
浅井少年とその友人達が惹かれた、野性的なグラマー女優はややお年を召してから「ベニスに死す」「家族の肖像」「黒い瞳」などでは優雅な貴族の女性を演じた。
「ノスフェラトゥ」はクラウス・キンスキーとイザベル・アジャーニ主演。
あの美しいナスターシャ・キンスキーの父上である。
この映画は特に彼の怪異な容貌が顕著。
でも時々、可愛らしく見えてくることもあって!?、ナスターシャの大きな目、鼻、口の各パーツをちょっとでも配置を間違えたら…と、
妙に納得した。
先日、NHKの時代劇「あさきゆめみし」の放送開始前に番組の見どころを紹介していた。
題名から、大和和紀先生が「源氏物語」を漫画化したものを連想したら、八百屋お七と吉三の物語だった。
元AKB48の前田敦子主演。
吉三役の若い俳優を知らなかったが、ダイジェストで見た感じ、染谷将太に似た、繊細で達者な演技だった。
お七の両親が中村雅俊、竹下恵子、寺小姓である吉三の修行するお寺の住職を田山涼誠。
お七が美しい着物と帯を幾通りも着ていたが、相当な大店のお嬢さんということが分る。
前田敦子は大変な映画マニア、それも昔の映画を映画館やDVDで見ているという。
その中に「月曜日のユカ」があった。
「私を嫌いなのですか」
「…嫌いではない」という初々しい若い2人の演技を見て、「夏の嵐」のアリダ・ヴァリとF・グレンジャーを思い出した。
勿論年齢も役柄も違うのだが、女性側を6とすると、男性が4。
「少しだけ片思い」ってやつだ。
女性の情が深すぎて「俺、彼女の事好きだけどちょっと怖い」と男が逃げ出すパターンの。
世代的には樋口一葉の「たけくらべ」に近いか。
放送第1回目、とても良かった。
お七の今後を思わせる伏線も随所にあった。
吉三郎のツンデレぶりが、もう、ずるい。
父親の謀反でお取り潰しという侍の家系ゆえに学問で身を立てようという。
最終回にはどうなるのだろう、お七は。
可哀想で見ていられないかも…
放送初日にして、瓦版屋が口上でネタばれさせていた。
有名な話だが、前田敦子の若いファン達の多くは、知らないかもしれない。
脚本はジェームズ三木。
以前、奥様に女性関連の暴露本を出されていなかったっけ?
そういった事と才能は…
ある意味、関係しているのかな。
―― 眺めのいい部屋 嘆きのテレーズ 夏の嵐
何がジェーンに起ったか? 苦い米
肉体の悪魔 肉体の冠
ノスフェラトゥ
英国の映画は、貴族階級が力を失って労働者階級が台頭してくる時期を描かせたら一番巧い。
「眺めのいい部屋」もその一つ。
以下、金井美恵子 金井久美子 オブジェ「楽しみと日々」より、引用。
「『歴史』と戦争映画」の項。
「イタリアのコスチューム・プレイといえば、(略)オーソドックスには、ヴィスコンティの『山猫』が名作中の名作として思い出されるところだろう。
私としては『山猫』より『夏の嵐』の残酷なドラマ性や、館の長い長い廊下を走り抜けるアリダ・ヴァリのコスチュームの衣ずれの音を好むのだが、それで思い出されるのが、館を出て年下の不実な恋人のもとに走る蒸し暑い馬車の中で、緊張にひきつる顔の汗をレースのハンカチで拭うアリダ・ヴァリのクローズ・アップを、三島由紀夫が、映画の中で女優にあってならぬ醜悪さ、と不快がって批評していたことである。
確かに、ヴィスコンティは女優の顔を美しくは撮らないのだ。」
アリダ・ヴァリ関連で引用、淀川長治・池波正太郎「映画行脚」より、
「戦後洋画ベスト85」の項。
「池波 『それは[第三の男]は初めの部分はいいんですけどね、女が描けてないんですよ。
あのね、デヴィッド・リーンとキャロル・リードの違いは、女が描けるか描けないかの違いなんですよ。』
淀川 『そう、それもある。
女が描けないとこもあるけどね、あんまり教科書のように気取られてんのよ、[ザ・サード・マン]は。
つまりチターの音でね、もう場面場面が気取りに気取ってんのね。
ちょっと鼻につくね。』」
アリダ・ヴァリは「夏の嵐」と「かくも長き不在」で取り返してますから、そこはお二方もご承知でしたろう。
以下、浅井愼平「ニギャアコメ」
(文藝春秋臨時増刊「女優」)より、引用。
「Sが突然、唄いはじめた。
イタリア映画、シルバーナ・マンガーノ主演の『にがい米』の主題歌だった。(略)『知っとるだろう?
S盤アワーでもやっとるがや、(略)』『そんなこというけど、おみゃあ、ニギャアコメ観たか』(略)
『そうだろ、なにしろ、ええんだわ、シルバーナ・マンガーノがよう、グラマーだし』」
浅井少年とその友人達が惹かれた、野性的なグラマー女優はややお年を召してから「ベニスに死す」「家族の肖像」「黒い瞳」などでは優雅な貴族の女性を演じた。
「ノスフェラトゥ」はクラウス・キンスキーとイザベル・アジャーニ主演。
あの美しいナスターシャ・キンスキーの父上である。
この映画は特に彼の怪異な容貌が顕著。
でも時々、可愛らしく見えてくることもあって!?、ナスターシャの大きな目、鼻、口の各パーツをちょっとでも配置を間違えたら…と、
妙に納得した。
先日、NHKの時代劇「あさきゆめみし」の放送開始前に番組の見どころを紹介していた。
題名から、大和和紀先生が「源氏物語」を漫画化したものを連想したら、八百屋お七と吉三の物語だった。
元AKB48の前田敦子主演。
吉三役の若い俳優を知らなかったが、ダイジェストで見た感じ、染谷将太に似た、繊細で達者な演技だった。
お七の両親が中村雅俊、竹下恵子、寺小姓である吉三の修行するお寺の住職を田山涼誠。
お七が美しい着物と帯を幾通りも着ていたが、相当な大店のお嬢さんということが分る。
前田敦子は大変な映画マニア、それも昔の映画を映画館やDVDで見ているという。
その中に「月曜日のユカ」があった。
「私を嫌いなのですか」
「…嫌いではない」という初々しい若い2人の演技を見て、「夏の嵐」のアリダ・ヴァリとF・グレンジャーを思い出した。
勿論年齢も役柄も違うのだが、女性側を6とすると、男性が4。
「少しだけ片思い」ってやつだ。
女性の情が深すぎて「俺、彼女の事好きだけどちょっと怖い」と男が逃げ出すパターンの。
世代的には樋口一葉の「たけくらべ」に近いか。
放送第1回目、とても良かった。
お七の今後を思わせる伏線も随所にあった。
吉三郎のツンデレぶりが、もう、ずるい。
父親の謀反でお取り潰しという侍の家系ゆえに学問で身を立てようという。
最終回にはどうなるのだろう、お七は。
可哀想で見ていられないかも…
放送初日にして、瓦版屋が口上でネタばれさせていた。
有名な話だが、前田敦子の若いファン達の多くは、知らないかもしれない。
脚本はジェームズ三木。
以前、奥様に女性関連の暴露本を出されていなかったっけ?
そういった事と才能は…
ある意味、関係しているのかな。
by stefanlily
| 2013-09-28 19:08
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