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映画ひと言コメント・さ行

私の好きな さ行の洋画。
―― サイコ   サイダーハウスルール   サスペリア   サマーストーリー   
さよなら子供たち   さらば、わが愛/覇王別姫   サンセット大通り   サンドイッチの年   シェルタリングスカイ   シェルブールの雨傘   死刑台のエレベーター   
地獄に堕ちた勇者ども
自転車泥棒   ジャスト・ア・ジゴロ   終着駅   上流社会   幸福
ジンジャーとフレッド   真珠の耳飾りの少女   人生は長く静かな河   ストレンジャー・ザン・パラダイス   戦場の小さな天使たち   戦場のピアニスト   
戦場のメリークリスマス   戦慄の絆   双頭の鷲   そして船は行く   ソフィーの選択   存在の耐えられない軽さ ――   
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「サスペリア」でバレエ学校の校長を演じたアリダ・ヴァリであるが。 
美人女優が年をとると、怪奇映画に出演というパターンは日本も欧米も同じのようだ。
サウンドトラックを担当したゴブリンの音楽が不気味だ。同じ旋律を少しずつ変えて繰返すと戦慄が…ってくだらないシャレで、お許しを。
雨の日に若い女生徒がバレエ学校に到着する、いかにもな導入。

「幸福」という映画で、青い空の下、美しい花の咲く庭で水を撒いて…という場面。これとそっくりな導入をD・リンチ監督の「Blue Velvet」で見た時は、唸った。
「幸福」は美しくて哀しくて、怖ろしいお話。「Blue Velvet」では美醜は表裏一体という描き方。

以下、「淀川長治氏映画ベスト1000」より引用、「幸福」の項。
「解説   実直な大工フランソワ(ジャン・クロード・ドルオー)は、妻テレーズ(クレール・ドルオー)と二人の子どもがあり幸せな毎日を送っていたが、(略)女流監督アニエス・ヴァルダが男と女の愛を美しく残酷に描く。」 淀川氏の「ハイ淀川です」はネタバレなので、この映画に関しては引用しない。

「その男ゾルバ」の項。
「 イギリス人のバジルがクレタ島のギリシャ人は田舎者だと馬鹿にしていたのに、(略)このバジルとゾルバが肩を組んで踊るところがいいんですね。」
私もこの映画のその場面を見て、音楽とアンソニー・クインのダンスを見ているだけで涙が出てきた。
野生と優雅さが同居した無国籍っぽい俳優。こんな役者はもう、いない。
フィギュアスケーターで映画音楽を使用する選手は多々いるが、「ゾルバ・ザ・グリーク」と「Lawrence in Arabia」は一番多く使われた曲ではないか。余談だが、浅田選手は映画音楽を競技(エキシビではあるが)で使ったことが殆ど無いような気がする…。
「存在の耐えられない軽さ」の項。
「 歴史の流れの中で人間の愛、欲、見せていきます。(略)テレーザが旦那の浮気相手のサビーナと会うあたりが面白い。(略)谷崎潤一郎文学の匂いがする。」
 この映画を観た頃は谷崎といえば「春琴抄」と「細雪」ぐらいしか読んだ事がなかったから、淀川氏の卓見に唸るばかり。
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by stefanlily | 2013-09-14 23:10 | 映画、movie | Comments(2)
Commented by nobikunj at 2013-09-15 16:13
「か」行の「恐怖のメロディー」は私も大好きな映画です。
子供の頃観たのですが、怖くて、怖くて。。。
子供心に、大人になっても絶対に浮気するのはやめようと思いました(笑)
「シェルブールの雨傘」も大好き。
今までに20回以上は観ています。
それにしても、やはり濃厚な「人間劇」が多いですね。
さすがはstefanlilyさん!
Commented by stefanlily at 2013-09-21 18:40
nobikunJ様
「恐怖のメロディー」はストーカー役の女優もなかなか魅力的で、恋人役の人より出番は多いから、演じ甲斐はあったのでしょうね。「風と共に去りぬ」のマミーもだけど、黒人の女中役の人が日本人の感覚からいうと堂々としてると思った。主人側にイエスマンじゃないっていうか。
偶然なのですが、町山氏著作の書評アップした途端に9月18日大谷さんのANNのゲストが町山氏。
呼ばれている(何に?)かなあ、私。