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映画ひと言コメント・あ行

好きな洋画のデータを五十音順にしてみた。
以下、あ行の映画。



映画ひと言コメント・あ行_e0295821_2316420.jpg




「――愛と精霊の家
愛の嵐 アウトサイダー 赤い靴  アガサ・愛の失踪事件  
秋のソナタ  アナザー・カントリー  
アパートメント   甘い生活  
アマデウス  アメリカの夜  
アメリカン・ビューティ   アラビアのロレンス   アルタード・ステイツ  
居酒屋  イヴの総べて  
怒りの葡萄  石の花  
if もしも...  インテルビスタ  
インドへの道  
裏窓  麗しのサブリナ  噂の二人  運動靴と赤い金魚  
エバースマイルニュージャージー
エリザベス  L.Aコンフィデンシャル  
恐るべき子供たち  男と女  
処女の泉  オルランド 女だけの都――


「愛と精霊の家」は豪華キャストだ。
中野翠氏がG・クローズのことを「エンポリオ・M・ストリープ。
本家を凌ぐ勢い」と書いたことがあった。

巧い事を言うなあと思っていた。
そのお二人が共演して、グレンがメリルの義姉、しかも召使のように嬉々として接していたのに笑ってしまった。
メリルと言えば美しく優しく、女王のように振る舞う役柄だった。
松任谷由実氏が「アガサ・愛の失踪事件」を観て、「5センチの向こう岸」を着想したそうだ。
ヴァネッサ・レドグレープをD・ホフマンの身長差男女逆転のダンスを見て、「カッコいい」と思ったとか。

 戦前のフランス映画は、ファシズムを頭から批判すると判ってしまうので、舞台を中世に置き換えて製作するパターンがいくつかあるという。
「悪魔が夜来る」(未見)、「天井桟敷の人々」、「女だけの都」がそうである。「女だけの都」の試写会にはムッソリーニも来たという。
関係者一同、冷や汗ものだったが、主演女優のF・ロゼエ(ジャック・フェーデ監督夫人)に向かって「いい映画ですね」と言ったとか。
何か、歌舞伎の勧進帳(関所の役人が源義経だと判っていながら、弁慶の忠義に感動して「通れ」と言った)みたいな話だ。
江戸時代も華美な風俗がご禁制とあって、歌舞伎役者の浮世絵を描くことが出来ない時期があり、歌川国芳は役者の絵姿に似せて、猫の絵を描いたという。
戦前のフランス映画のエピソードといい、「見る人が見たら、判る」というやり方、お国が違えども…なのだなあ。 
「噂の二人」はオードリー・ヘップバーンとS・マクレーンの共演。
他にも達者な、いかにもブロードウエィで鍛えられたっぽい老女優が印象的だった。子役の少女二人のうち、一人は長じて「エイリアン」に出た女性乗組員の一人を演じた(S・ウィーバーでないほう。)

 以下、「淀川長治 映画ベスト1000」より引用、「石の花」の項。

「昭和二十一年に日本で初めて封切られたテクニカラーですね。
ソ連はこのテクニカラーの技術を最初にすかんでこの作品が生れました。」

「エクソシスト」の項。
「この映画はえらい当たりました。
ジャリがいっぱい行きました。
どうして当たったのかというと、一口で言えるからなんです。
『悪魔がつくんだ。女の子に』とか『舌を出すんだ。
長い長い舌を』とか(略)
『ベッドが宙に浮くんだ』とか『首がぐるりと一回りするんだ』とか、いろいろの言い方ができますね。」
 カナダ人男性に「エクソシスト」のディレクターズ・カット版を観に行った話をした。
「冒頭の発掘現場とか、キリスト教がベースでない日本人には分からない箇所が多々ある。
この映画は実話に基づいているの?」
「そうだったと思う。
でも確か、少女ではなくて、少年だったのでは」
「そうかー。
少女の、first periodがあるような年齢だから、あの強烈な場面の数々に意味があるのであって
…だから少女に脚色したのかな?」と言ったらその場にいた外国人達もそう悪くない反応だったと思う。
日本語では男性の前で言えない単語が言えるのですねー。
ちなみに、萩尾望都がR・ブラッドベリの「びっくり箱」を原作の少年から少女に脚色していたが、後に学芸員になった同級生が「少年と母親だったら意味が違ってくるしね」と鋭い感想を述べていた。
高校生で既にそういう事が言えた彼女は、中学生の時に敬愛する芥川龍之介の全作品を読破していた。
 この映画リスト、私が「役者で見る」「監督で見る」のにお気づきだろうか。
ミーハーなので「役者で」のほうが多いのだけれども。
 か行以降は、後ほど。

映画ひと言コメント・あ行_e0295821_238546.jpg
映画ひと言コメント・あ行_e0295821_2392699.jpg

by stefanlily | 2013-09-04 23:09 | 映画、movie | Comments(2)
Commented by nobikunj at 2013-09-15 16:08
「L.A.コンフィデンシャル」、ジェームス・エルロイの原作小説もなかなか、ですよ。文体が狂気に取りつかれているようで、めまいがします。
Commented by stefanlily at 2013-09-21 18:41
「LAコンフィデンシャル」は淀川さんに見て頂きたかった映画です。以前Kベイシンガーを昔の銀幕の美女みたいだ、と仰るのでええ!?と思っていたら、当たっていたじゃん…って。
ベロニカ・レイクかリタ・ヘイワースって感じだった。ただ、印象は主演の三人の男優の映画でしたけど。
「リプリー」でも「『太陽がいっぱい』ホモ映画説」を証明したし。この2本の映画、淀川さん没後に公開されましたからね。