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映画における「無冠の帝王」
Matchaさんの「少し古いけどちょっといい歌~マッチャのカラオケライブ」によると(Wikiからの引用だそうだが)、ニーノ・ロータが「ゴッドファーザー」で1973年のアカデミー作曲賞にノミネートされていたが、盗作騒動により候補から外されたとか。
Nロータと言えば、フェリーニ映画の印象が強い。 淀川長治氏が「Nロータの死と共にフェリーニ作品も力が無くなった」と言い切っておられた。他の監督作品とは言え、盗作騒動など信じられない思いである。
「ゴッドファーザーPARTII」は1974年のアカデミー作曲賞を受賞しているとか。
以前ノミネートされたもしくはされなかったから、その後同じ候補者が別の作品で受賞することを「センチメンタル・チョイス(同情票)」という。 その場合、受賞した作品(もしくは俳優)はそれ程でなくても、受賞するケースもある。 受賞に至らなかった作品(人)の方が優れていたのは明白で、後年「あの時はごめんね」の感情が審査員にあるのかも。
映画「アラビアのロレンス」は米アカデミー賞の多くの部門を制覇したが、なぜかピーター・オトゥールの主演男優賞が無かった。 グレゴリー・ペックが以前からノミネートばかりで受賞が無かったから、その年度は「sentimental choice」で受賞となった…という話を聞いた事がある。
P・オトゥールはその後、「無冠の帝王」というかノミネートばかりで受賞が無い。 そのほうが彼らしくてカッコ良い、と思うけども(何たってロレンス様)。
「無冠の女王」は誰かと言うと、デボラ・カー。 以前、審査員特別賞だったか何かを受賞、銀幕の美女も年老いてよろめきながら像を手に取っていて、痛々しかった。
しかもそのプレゼンターがグレン・クローズ。 同じく「無冠の女王」。 グレンはその後、オスカー受賞があったのかもしれない。 近年、アカデミー賞授賞式をまともに見ていないから分からない。 と、思っていたら今季もMストリープ様のサッチャー役という強敵という不運で、またしても受賞無し。 メリル様、何回も受賞なさってるからお譲りになっては...キャラが被るのかな、お2人。
人気のテレビシリーズにて女刑事役で主演しているけど、「映画の大女優が何でTVシリーズに!」とS・J・パーカーが人気ドラマ「SATC」に主演した時以上にショックであった。
「ハスラ-2」でポール・ニューマンがオスカー受賞した時も、日本の映画評論家が「その作品で受賞させるのは、むしろ彼に対する侮辱」と憤っている人がいた。
「もっと早く受賞させるべきだった」というニュアンスで言っていたのだ。 川端康成がノーベル文学賞受賞した時、三島由紀夫の受賞が無かったことを自分が受賞したのは三島君が若いからだ、か何か言ったのでしたっけ?(お2人ともあの最期でしたが…)。
より高齢で先が無いから、若い作家のほうが今後も受賞機会があろうから、年上の自分が優先された…とかそういう意味合いなのかな?
その話は米国人友人D(彼女は私と知り合う以前から、日本文学の英訳を沢山所持していた)にもしたのだけども。 ちなみにD夫妻とは、同じ野良猫(そのうち1匹は彼らの飼い猫となった)を世話していた縁で知り合った。文学その他の趣味に共通点があり、「猫の奇跡」と身内ネタで言っているのだが。
「無冠の帝王」と「S・チョイス」については他にも何か例があったら、どなたかご教示を。
今野雄二氏の死
クラシック音楽には詳しくないし、マーラーにも特に興味が無かった。 それがヤブリンスキーさんのブログでマーラー特集が書かれており、彼が未見だったというケン・ラッセル映画「マーラー」の事を思い出した。
ブログ上の交流で記憶の片隅にあった事を思い出す。いいことですね。
この映画パンフも所持していたので、読んでみると「シナマスクエアとうきゅう」系映画パンフの質の高さに改めて驚く。 特にライター陣の充実。
「マーラー」パンフにはヴィスコンティ監督の「ヴェニスに死す」についての記述もある。
そのライター陣の中に今野雄二氏が。 私がヤブリンスキーさんに映画パンフについての情報提供をして、しばらくして今野氏が自宅にて自殺した、との報道には驚いた。
映画、音楽の評論家の中で硬派からは、「今ちゃん」と揶揄したような言い方をされていた「軟派な」今野氏。
華やかで軽い印象だったからか。いかにも大都会の業界人、といった風貌、言動。
ご冥福をお祈り申し上げます。
Nロータと言えば、フェリーニ映画の印象が強い。 淀川長治氏が「Nロータの死と共にフェリーニ作品も力が無くなった」と言い切っておられた。他の監督作品とは言え、盗作騒動など信じられない思いである。
「ゴッドファーザーPARTII」は1974年のアカデミー作曲賞を受賞しているとか。
以前ノミネートされたもしくはされなかったから、その後同じ候補者が別の作品で受賞することを「センチメンタル・チョイス(同情票)」という。 その場合、受賞した作品(もしくは俳優)はそれ程でなくても、受賞するケースもある。 受賞に至らなかった作品(人)の方が優れていたのは明白で、後年「あの時はごめんね」の感情が審査員にあるのかも。
映画「アラビアのロレンス」は米アカデミー賞の多くの部門を制覇したが、なぜかピーター・オトゥールの主演男優賞が無かった。 グレゴリー・ペックが以前からノミネートばかりで受賞が無かったから、その年度は「sentimental choice」で受賞となった…という話を聞いた事がある。
P・オトゥールはその後、「無冠の帝王」というかノミネートばかりで受賞が無い。 そのほうが彼らしくてカッコ良い、と思うけども(何たってロレンス様)。
「無冠の女王」は誰かと言うと、デボラ・カー。 以前、審査員特別賞だったか何かを受賞、銀幕の美女も年老いてよろめきながら像を手に取っていて、痛々しかった。
しかもそのプレゼンターがグレン・クローズ。 同じく「無冠の女王」。 グレンはその後、オスカー受賞があったのかもしれない。 近年、アカデミー賞授賞式をまともに見ていないから分からない。 と、思っていたら今季もMストリープ様のサッチャー役という強敵という不運で、またしても受賞無し。 メリル様、何回も受賞なさってるからお譲りになっては...キャラが被るのかな、お2人。
人気のテレビシリーズにて女刑事役で主演しているけど、「映画の大女優が何でTVシリーズに!」とS・J・パーカーが人気ドラマ「SATC」に主演した時以上にショックであった。
「ハスラ-2」でポール・ニューマンがオスカー受賞した時も、日本の映画評論家が「その作品で受賞させるのは、むしろ彼に対する侮辱」と憤っている人がいた。
「もっと早く受賞させるべきだった」というニュアンスで言っていたのだ。 川端康成がノーベル文学賞受賞した時、三島由紀夫の受賞が無かったことを自分が受賞したのは三島君が若いからだ、か何か言ったのでしたっけ?(お2人ともあの最期でしたが…)。
より高齢で先が無いから、若い作家のほうが今後も受賞機会があろうから、年上の自分が優先された…とかそういう意味合いなのかな?
その話は米国人友人D(彼女は私と知り合う以前から、日本文学の英訳を沢山所持していた)にもしたのだけども。 ちなみにD夫妻とは、同じ野良猫(そのうち1匹は彼らの飼い猫となった)を世話していた縁で知り合った。文学その他の趣味に共通点があり、「猫の奇跡」と身内ネタで言っているのだが。
「無冠の帝王」と「S・チョイス」については他にも何か例があったら、どなたかご教示を。
今野雄二氏の死
クラシック音楽には詳しくないし、マーラーにも特に興味が無かった。 それがヤブリンスキーさんのブログでマーラー特集が書かれており、彼が未見だったというケン・ラッセル映画「マーラー」の事を思い出した。
ブログ上の交流で記憶の片隅にあった事を思い出す。いいことですね。
この映画パンフも所持していたので、読んでみると「シナマスクエアとうきゅう」系映画パンフの質の高さに改めて驚く。 特にライター陣の充実。
「マーラー」パンフにはヴィスコンティ監督の「ヴェニスに死す」についての記述もある。
そのライター陣の中に今野雄二氏が。 私がヤブリンスキーさんに映画パンフについての情報提供をして、しばらくして今野氏が自宅にて自殺した、との報道には驚いた。
映画、音楽の評論家の中で硬派からは、「今ちゃん」と揶揄したような言い方をされていた「軟派な」今野氏。
華やかで軽い印象だったからか。いかにも大都会の業界人、といった風貌、言動。
ご冥福をお祈り申し上げます。
by stefanlily
| 2012-09-07 14:54
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