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Kate Bush

D・ボウイとK・ブッシュ。どちらもパントマイムをリンゼイ・ケンプに師事している。
ボウイは短く纏めるのは不可能なのでここではケイトについて少し。
明石家さんまの番組で「Weathering Heights」が使用されるとは思わなかった。
「報道ステーション」で時々世界遺産の映像が流れる事がある。
アメリカの、場所は忘れたがとても人間が住めないような広大な渓谷。パラグライダー?でカメラマンが撮影しているような臨場感のある映像。 その時にケイトの「嵐が丘」が。
さんまちゃんの番組よりもずっと映像に似つかわしかった。
キャメラがゆっくりと、しかし急激に岩肌を舐めるようにスロープする。 そこへ神経症的なケイトの声。いや、キャサリンの声だったか。 サビの部分、I've Come Home!
これはヒースクリフがキャシーに言っているのか?
e0295821_1729873.jpg

Never Forever

Kate Bush / Capitol







嵐が丘 (新潮文庫)

エミリー・ブロンテ / 新潮社

家庭教師の仕事はしていても、姉妹(兄もいたようだが)の中で一番世間を知らなさそうだったエミリ・ブロンテ。 自宅にスタジオを作成して音作りに励んでいたケイトと似て。
ケイトのラファエロ前派、特にバーン・ジョーンズやロセッティの描く女性のような容姿も含めて、閉鎖的なエミリの描く世界とケイトが重なる。
余談であるが。
矢野顕子が英語で歌う時、かなりケイトと似ている。 天衣無縫なアッコちゃんにはケイトのような暗さ重さは無いけれど。
「Wuthering Heights」について
ケイトの歌唱法は非情に聞き取り難く、今までこの曲の歌詞を殆ど知らなかった!検索して驚愕。
まさしく「嵐が丘」そのもの。 エミリ・ブロンテという天才少女の傑作。 世紀を跨いでイングランドの天才少女・ケイトが楽曲にする…ケイトにだけに許されたこと、奇跡の邂逅である。
Wuthering, Wuthering, Wuthering Heights
Heathcliff, it's me, I'm Cathy, I've come home
I'm - so cold, let me in your window

あの狂おしくも美しいサビの部分はこうだったのか。
ケイトの声を再現したくても無理だが、夜中に歌いながら涙が出た。
明石家さんま「恋のから騒ぎ」に合わない?、と書いたがむしろドンピシャリ、の部分もある。
番組名がシエークスピアの喜劇を思わせるし、出演者たちは各々のヒースクリフを、キャシーを探している…とも言える!?
恋愛で痛い目に合った人たちの告白ですからね。 選曲した人、凄い。
映画はL・オリビエと女優はV・リー(のほうが良いよね…)ではない別の人だったかな。
J・ビノシュも演じていた。
ケイトの全盛期にキャシーを演じて欲しかったな…ヒースはスティングで!
まあ後年、J・カンピオン監督が「The Piano」を撮ったけれども!
C・ゲーンズブールとG・ドパルデュー…あ、これは姉・シャーロット作の「ジェーン・エア」でしたね。
現実にヒース、キャシーのような「熱烈に愛し合っているのに結ばれない」2人がいると…自分達だけで完結する分にはいいけど、ウザイだろうし、周囲にいて欲しくない方々であるが…。
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by stefanlily | 2012-08-24 14:42 | 音楽、music | Comments(0)