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三島由紀夫「偉大な姉妹」

三島由紀夫の「偉大な姉妹」は昭和26年3月、「新潮」に発表、26年7月、「遠乗会」(新潮社)に収録。
以下、本文より、抜粋。
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「この世には自分の形を忘れることのできる人とできない人との二つの種族がある。」
「新しい秩序が漸く固まり、なお多くの修正が正しいものと見做されたあの時代には、戦争も、暗殺も、立身出世も、あらゆるものが正義であった。青年は世界を夢みた。子供が早く大人になって深夜までつづく宴会に出ることを夢みるように。たしかにそのころはまだ世界のどこかに大きな饗宴があったのだ。」
「歌舞伎役者の顔こそ偉大でなければならない。大首物の役者絵は、悉く奇怪な偉大さを持つた顔を描いてゐる。その偉大さには一種の不均衡と過剰がある。
拡大された感情、誇張された悲哀を包むその輪廓は、均斉を保たうがためにこの悲哀や歓喜の内容に戦ひを挑んでゐる。美の伝達力として重んぜられたこの偉大さは、歌舞伎が考へたやうな美の必然的な形式なのである。 そこでは美と偉大の結婚は世にも自然であつた。美が一個の犠牲の観念であり、偉大が一個の宗教的観念となることによつて、この婚姻が成り立つた。大首物の錦絵の顔は、偉大に蝕まれた美のあらはな病患を語つてゐる。」
「もし罪といふものがあるなら、それは罪の行為が飛び去つたあとの真白な空白にすぎぬだらう。罪ほど清浄な観念はないだらう。」
 主な登場人物は、六十八歳の双子の姉妹、唐沢槇子と浅子。
浅子の家族である息子の三崎良造と嫁の勝子、長男の源蔵、次男の興造。興造は新制高校一年生で、医学生を交えた不良グループに属していた。浅子は興造の将来に期待している。浅子は偉大なものへの憧れ―明治二十年代への回帰、があった。
 平岡公威の祖母は双子ではないが、彼のおばあさんがモデルかと思われる。「豊饒の海」の「春の雪」にも登場する松枝家の祖母も、この浅子のように一般的には非常識と思える孫の行動に目を細める。
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by stefanlily | 2015-12-28 16:49 | 文学、books