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三島由紀夫「美徳のよろめき」

 大変に有名な書き出しが、これ。
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「 第一章 
 いきなり慎みのない話題からはじめることはどうかと思われるが、倉越夫人はまだ二十八歳でありながら、まことに官能の天賦にめぐまれていた。非常に躾のきびしい、門地の高い家に育って、節子は探究心や理論や洒脱な会話や文学や、そういう官能の代わりになるものと一切無縁であったので、ゆくゆくはただ素直にきまじめに、官能の海に漂うように宿命づけられていた、と云ったほうがよい。こういう婦人に愛された男こそ仕合せである。」
 官能の天賦。探究心や理論や洒脱な会話や文学は不要なのですと。洒脱な会話、でさえ要らないのか。
ラクロの「危険な関係」の、あの邪悪な貴婦人と愛人(ハリウッド映画版ではグレン・クローズとジョン・マルコビッチが演じた)なんて官能の塊で、洒脱な会話ばかりしていたのだろうに(ただし、どんなに名優でもアメリカ人だから、フランス人のそれ、とは雲泥の差であっただろうが)。
しかし、彼らに恋愛遊戯を仕掛けられた貞節な夫人(ミシェル・ファイファーが演じた)は、まさしくそういう女性ではなかったか。最初はプレイボーイの誘惑を頑なに退けてはいたけれども、いったん官能の海にはまってからは、「ただ素直にきまじめに」だったから。
 「美徳とよろめき」は、1957年(昭和32年)の作品。
以下、三島由紀夫文学館より、あらすじの抜粋。
http://www.mishimayukio.jp
「厳しい家庭に育った節子は、結婚して男の子を産んだ。夫は仕事に忙しい。結婚前に知り合った土屋との1度だけの接吻を、節子は時々思い出す。その土屋と偶然に出会い、逢瀬を重ねるようになる。」
 いろいろあって、節子は親友の与志子や、松木という様々な経験を積んだのちに隠棲した老人や、明治の花柳界の出身で、政界の大立者の未亡人といった人々に相談する。
 「 『女が一等惚れる羽目になるのは、自分に一等苦手な男相手でございますね。』」
これは、その老婦人が言った言葉である。
結局は彼らの忠告も、節子を助けはしないのだけれど。
 最近、地元の書店で三島の「命売ります」の文庫が平積みされて、ポップ書きもつけられていた。再評価の動きは、「あまちゃん」とか、又吉直樹の三島賞ノミネート(2対3で受賞ならず、とか)だとか、いろいろあるのだろうけど。
他の作品も再度、注目をあびるといいかと思う。
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チャーちゃん (福音館の単行本)

保坂 和志 / 福音館書店


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by stefanlily | 2015-11-17 15:11 | 文学、books