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映画ひと言コメント・た行

私の好きな た行の洋画。
――   太陽がいっぱい太陽の帝国 太陽に灼かれて
太陽は、ぼくの瞳  ダウン・バイ・ロータクシー・ドライバー   ダメージ 
ダンサーインザダーク    誓いの休暇
地球に落ちて来た男地獄に堕ちた勇者ども 父の祈りを
チャタレイ夫人の恋人
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蝶の舌 ディアハンターテスデッドゾーン天使の詩
天井桟敷の人々
トゥルーロマンス  トーク・トゥー・ハー  ドクトル・ジバゴ 突然炎のごとく
トト・ザ・ヒーロー土曜の夜と日曜の朝―― 

 「太陽の帝国」は突っ込みどころも多い映画ではある。が、クリスチャン・ベールの美少年ぶり(長じて何か異形の俳優になっているが…)と撮影が進むにつれ成長していく有様が素晴らしかった。
裕福な両親とはぐれて、捕虜収容所に行くのだがそこで米兵のジョン・マルコビッチと英国人医師のナイジェル・ハーバースをいわば父親代わりに、逞しくなってゆく。
山田隆夫、ガッツ石松など日本人俳優も出演。心を通わす少年が片岡…若い歌舞伎役者だったと思う。もしや、先頃公開された映画で昭和天皇(と、火野正平が演じた役が絶賛されている)を演じた人だろうか?
「土曜の夜と日曜の朝」はアラン・シリトー原作。サリンジャーが好きな人はシリトーも読んでみてくださいね。

以下、「淀川長治 映画ベスト1000」より引用、「太陽がいっぱい」の項。
 「これはスリラーじゃない。ホモセクシャルの映画ですよ。ないもの同士の男と男。(略)怖い怪談だ。ルネ・クレマンの見事な演出。こうした映画を舌なめずりして見られるようになったら最高です。」
誰もこうした事は言っておられなかったと思う、淀川氏以外は。

「太陽に灼かれて」の項。
 「この映画は春の日のコトフ一家のお茶の時間を、あたかもフランスのジャン・ルノワール映画を思わせるようなやわらかさで見せます。若き日のドミトリがマルーシャと川遊びに戯れるシーンの美しかったこと。ロシア映画の厳しい灰色の描き方ではありませんね。」
 美しいが、怖い映画でもある。ミハルコフ監督が自ら主演している。

「ダウン・バイ・ロー」の項。
「言ってみれば頭のいかれた善人三人。そのうち一番頼りなさそうなイタリア男の大胆な(略)この三人の言うならば、“やけっぱち”と“あきらめ”と“巧さ”を、(略)この監督の見事な演出方法で描いてみせます。(略)キャメラの流動美で映画の詩を綴ります。」 
私は監獄の中の「I scream, you scream」の大合唱が忘れられない。トム・ウエィツにジョン・ルーリーという個性の強いミュージシャン二人を凌ぐロベルト・ベニーニの存在感。

「天井桟敷の人々」の項。
「これはフランスがつくりあげた絢爛たる大歌舞伎ですね。第一部“犯罪大通り”から第二部の“白い男”に移るところの楽しさ。バローが演じているバティストは声を出さないマイム役者ですね。(略)ガランスを演じたアルレッティの歌舞伎の女形と思わす女の美しさ。もう名女優ですね。」
 フランス語は全く分らないが、映画を観ていて「アルベール・ラングロワ!」「ギャランス!」「バティースト」「モディ」といった主要人物を呼ぶ音声が耳について、離れない。随分前に見た映画であっても。(それぞれどの映画か、当ててみてね)
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太陽に灼かれて [DVD]

パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン


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by stefanlily | 2013-09-21 19:10 | 映画、movie